男性不妊外来
男性不妊外来は、射精障害や精液所見が不良などの方を対象としています。
生殖医療専門医と泌尿器科専門医の両資格を持つ増田裕医師が診察を担当しています。
男性の方でもご来院されやすいよう夜の受診時間帯を設けました。
- 診療時間
- 毎月第2土曜日午後7:00~9:00
変更となる場合がありますので、事前にお問い合わせください。
※無精子症や射精障害の方を対象にした、院内での精巣内精子回収手術(TESE)や精索静脈瘤手術にもお応えしています。
検査
- 血液検査
- 精巣の機能に関わるホルモンなどを調べます。
- 超音波診断
- 精巣の大きさや石灰化、腫瘍や精索静脈瘤の有無などを調べます。
- 染色体検査
- 血液検査により染色体異常の有無を調べます。
治療
- 内分泌療法
- 下垂体機能低下症などの性腺機能低下症の方に、HCGやリコンビナントFSHを用いてホルモンの補充を行い妊孕性の獲得を目指します。
- 男性性機能障害
- ED(勃起障害)治療薬を用いることで改善することがあります。
- 精索静脈瘤手術
- 低位結紮術を行います。手術後半数の方で精液所見の改善がみられます。
- TESE-ICSI (MD-TESE)
- 精巣内から精子を採取し顕微授精を行います。
- その他
- 精液所見の改善のためコエンザイムQ10やアスタキサンチンなどのサプリメントや漢方薬を投与します。