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体外受精・胚移植法のステップ

7 受精の確認

媒精や顕微授精が終了すると翌日まで培養器の中で培養を継続します。
そして、翌日に受精の確認を行います。

  • 卵細胞質
    a.未受精卵
  • 前核1個
    b.受精卵(胚)
  • 前核2個
    c.正常受精卵(胚)
  • 前核3個
    d.異常受精卵(胚)

受精している卵子では写真b・c・dのように卵細胞質に前核が確認できます。また、受精した卵子は「胚」と呼び名が変わります。写真aでは、卵細胞質内に前核が確認できませんので未受精と判定します。しかし、まれに未受精と判定された卵子でも翌日に分割が確認できる場合があります。受精が確認できた胚は、正常受精胚と異常受精胚に分類されます。正常な受精では、写真cのように前核が2個確認できます。これは、精子の核1個と卵子の核1個が確認できている状態です。
異常受精の場合には、写真dのように前核が3個以上確認されます。これは、受精の方法によって原因が異なりますが、一般体外受精法の場合には、1個の卵子に2個以上の精子が受精すれば異常受精となります。このような異常受精の場合、染色体の数的異常となりますので胚移植には用いることはできません。顕微授精法の場合でも、前核が3個以上確認される場合があります。これは、受精の過程での異常が原因でこのようなことが起こると考えられます。